話題の岩盤浴をはじめてみよう!

●岩盤浴って何?

岩盤浴とは、簡単にいうと家庭で入るお風呂と同じ、または少し熱いくらいの温度(40〜45度)に温めた天然鉱石の上に大きなタオルを敷き、浴衣や作務衣などの衣服を着たままに横たわって、その鉱石の温熱効果により汗をかくものです。温かさは、入ってすぐにムワッとした息苦しさを感じるサウナとは違い、じんわりと汗が出てくるくらいの過ごしやすい低温サウナのようです。使われる鉱石から出ている遠赤外線とマイナスイオンの力により、様々な効力を発揮します。浸透力のある遠赤外線は、表面だけではなく体の芯から温める作用があるので、じっくりと体内の基礎代謝を高めて体の中に溜まった老廃物を体外に排出することができます。また、マイナスイオンの「界面活性作用」が水分の粒子を細かくする力を持っているため、血液や汗がサラサラとして老廃物が流れやすくなるのです。
近年、女性を中心に「デトックス」という体内から解毒をしてキレイになろうという健康法が注目されています。その中のひとつとされる岩盤浴は、無理な運動をしなくても、体内の毒素を排出することができるお手軽な美容健康法です。

●日本ではどこで発祥したのか?

岩盤浴は、日本屈指の湯治場、秋田県にある玉川温泉がその発祥といわれています。玉川温泉には、日本ではここにしかない「北投石」と呼ばれる特別天然記念物指定の鉱石があります。温泉沈殿物(湯の花)で生成されたこの鉱石からは、ラジウムなどの放射性元素が放出され、体内の細胞組織を自己で高める効果があるといわれています。
しかし、この「北投石」を盗み出す人が多かったため、それを守るために現在は地面深くに埋められました。そして、そこにゴザを敷いて寝ながら天然ラジウムを浴びるという独自の入浴方法が生まれたそうです。それが日本にある岩盤浴のはじまりです。
ちなみにこの岩盤浴は、国立公園のなかにあるので入場料は無料です。専用のテントがありますが、人が一杯で入れない場合もあるようです。都内でも、基本料金が60分2000円程度はするので、無料で利用できるとはありがたいですね。

●海外の岩盤浴

海外にある岩盤浴場は、もともと金や銀、硫黄などの鉱山だった所が多いようです。当時そこで働いていた労働者が、他の鉱山の労働者よりも大変健康だったことが注目された理由ともいわれています。

1)バドガシュタイン坑道(オーストリア)
世界屈指の湯治場ともいわれている坑道を利用した、バドガシュタイン坑道。リューマチ、ガン、糖尿病、アトピー、難病など、多くの病気で悩んでいる人が訪れるそうです。同国内には、ハイルシュトレンという同じく坑道を利用した湯治場もあります。また、ドイツかオーストリアの社会保健に加入していると、保健適用となる制度もあります。

2)ラドンヘルスマイン(アメリカ)
廃坑になったウラン採掘抗の跡を利用した湯治場。自然界にあるラドンガスを吸入して免疫能力をアップさせる効力があるといわれています。こちらもまた、国内外より病気療養をする人が多く訪れているそうです。

3)北投温泉(台湾)
台北市北部にある台湾を代表する温泉です。戦時中に日本が台湾を統治していた時代にできた温泉施設で、開発したのも日本人。ここには、秋田県の玉川温泉と同じ「北投石」があり、それから発せられる「ホルミシス」とよばれる低線量放射線が、免疫力や自然治癒力を高めるといわれています。

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